2024年12月05日

 お子さんは生まれる前にお母さんのお腹の中で、お母さんから免疫力をもらっています。生まれてすぐはお母さんからもらった免疫力がありますが、成長とともに無くなるため、特に乳幼児期は免疫力が弱い状態だといわれています。



 予防接種の目的は、感染症にかかる前にワクチンで免疫力をつけ、感染症の発症を予防したり軽症化したりすることです。様々な感染症に自然感染し、免疫力をつけることもありますが、感染症の種類によっては「重症化」「運悪く命を落とす」こともあります。予防接種で病気に抵抗する力をつける手助けをしてあげましょう。

 ワクチンの種類によって回数は異なりますが、免疫力をつけるには一定の間隔で何度か予防接種を受けることが必要です。年齢によって忘れやすいワクチンもありますので、母子手帳やたがすくアプリのスケジュールを確認してみましょう。