2024年 第8週
～インフルエンザ、咽頭結膜熱、
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、
新型コロナウイルス感染症～

2024年 第8週 (2024.2.19～ 2024.2.25)

【定点把握対象疾患】
[インフルエンザ]
　仙南、塩釜、石巻、仙台管内で警報レベルを継続中です。
　大崎管内で注意報レベルを継続中です。
[咽頭結膜熱]
　仙台管内で警報レベルを継続中です。
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
　仙南、大崎管内で警報レベルを継続中です。

～今週のコメント～
【インフルエンザ】
　今週の患者数は1749名で、先週の1954名から減少し、気仙沼管内では注意報レベルを下回りました。
しかし、依然として仙南、塩釜、石巻、仙台管内では警報レベルを継続しており、高いレベルで推移している状況です。
インフルエンザは例年３月ごろまで流行するので引き続き注意が必要です。
基本的な感染対策や「咳エチケット」を心がけましょう。

【新型コロナウイルス】
　新型コロナウイルス感染症の患者報告数は減少傾向が続いていますが、基幹定点から報告される入院患者数は調査開始以降、最も多い86例でした。
患者報告数、入院患者報告数ともに、高いレベルを維持している状況です。
また、送別会シーズンで会食などの機会が多くなる時期ですので、マスクの着用や体調不良時は外出を控えるなど、基本的感染対策を徹底しましょう。

【宮城県保健環センター（宮城県結核・感染症情報センター）より参照】
（令和06年2月29日更新)