2023年 第50週
～インフルエンザ、咽頭結膜熱、
A型溶血性レンサ球菌咽頭炎、
新型コロナウイルス感染症～

2023年 第50週 (2023.12.11 ～ 2023.12.17)

【定点把握対象疾患】
[インフルエンザ]
　全ての管内で警報レベルを継続中です。
[咽頭結膜熱]
　仙南管内で警報レベルを超えました。
　大崎、仙台管内で警報レベルを継続中です。
[A型溶血性レンサ球菌咽頭炎]
　仙南管内で警報レベルを超えました。


～今週のコメント～
【インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症】
　インフルエンザについて、全ての管内で警報レベルを継続中です。
　新型コロナウイルス感染症について、全体的に少しずつ増加傾向にあります。
今後、大きな流行にならないよう、定期的な換気や手洗いなど基本的な感染対策を実施しましょう。
学校は冬季休業に入りますが、年末年始は人と会う機会が増えるので、体調不良時は外出しない、咳や痰などの症状がある場合は、他の人への感染を防ぐため「咳エチケット」を心がけるなど対策を徹底しましょう。

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
　全国的に増加傾向で、宮城県においても今週の定点当報告数が仙南管内で警報レベルを超え、本日、注意喚起を行いました。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、高熱・咽頭痛・嘔吐などを主症状とするA群溶血性レンサ球菌による上気道感染症です。
感染経路は患者との接触を介するヒト-ヒト感染が主であり、家庭、学校などの集団生活によるものも多いとされています。
今後の流行に十分注意し、手洗いなどの感染予防対策を心がけましょう。

【宮城県保健環センター（宮城県結核・感染症情報センター）より参照】
（令和05年12月21日更新)